土壌安定改良材「アクアリファイン」

土壌安定改良材

ベントナイト汚泥
ベントナイト汚泥処理
  1. セメントは一切使用していないため、六価クロム溶出の心配はありません。
  2. 高含水比有機質土壌、海底・湖底などの底質を団粒固化できます。
  3. 撹拌直後から発熱もなく強度を発生するので、素早く土壌改良できます。
  4. 鉛汚染土壌はAR-Pを混合するだけで溶出をおさえることができます。
  5. 無機質系粉体で、臭気や有害物を封し込め、反応が終了すると中性域を示します。

製品ラインナップ

製品名 主原料 1%溶液pH 嵩比重 使用用途
AR-P PS灰 9.0~10.0 0.6~0.8 低含水向け改良材
(弱アルカリタイプ)
AR-P(S) PS灰 9.0~10.0 0.6~0.8 高含水向け改良材
(弱アルカリタイプ)
中性改良材 カルシウム系 6.0~8.0 0.9~1.1 高含水向け改良材
(中性タイプ)

固化材の比較表

アクアリファイン
AR-P
アクアリファイン
中性改良材
石灰系
(生石灰・消石灰)
セメント系
(ポルトランド高炉系)
製品pH値 弱アルカリ 中性 強アルカリ 強アルカリ
混合直後pH値 弱アルカリ 中性 強アルカリ 強アルカリ
混合直後の強度 瞬時強度維持 瞬時強度維持 長時間必要 長時間必要
土壌転圧後掘起 可能 可能 可能 不可能
発 熱 なし なし 多量 少量
透水性 良好 良好 不良 不良
保水性 良好 良好 不良 不良
植 生 既存土壌と融合し
植生良好
既存土壌と融合し
植生良好
硬度と強アルカリ
緑化不能
硬度と強アルカリ
緑化不能
産廃処理費用 処理工程に
よっては不必要
処理工程に
よっては不必要
必要 必要

改質効果

土壌安定改良材「アクアリファインシリーズ」は、従来の生石灰やセメント系固化材のように、水と反応し固化するというものではありません。汚泥を団粒化することで、土の本来の強度を発揮させるというものです。浚渫土や粘性土、高含水の建設汚泥などは単粒構造のため、通気性や排水性が悪いため泥状を呈しています。このような単粒構造の泥土・汚泥を団粒化させることで、通気性、排水性、保水性の優れた土壌に改善することができます。

団粒化説明図

団粒化説明図
  • 汚泥
  • 基材投入
  • 団粒化